ついに京急も・・・2007年05月02日 21:41

 気がつけば,前回のエントリからズイブン時間が経ってしまいました(汗)。と言うわけでボーっとしている間に連休も後半に入りましたね。

 さて今日,本屋で雑誌・鉄道ファンの表紙を見かけてびっくり・・・新1000形6次車がステンレス構体になっていました(ご参考:http://www.keikyu.co.jp/corporate/press/mk_auto/20070314a.shtml)。すでに運用に就いてるらしいのですが,京急に乗る機会があまりない僕には初耳で,ちょっとびっくり。

 京急と言えば「赤い電車」。今までの京急の車輌は全て,鋼製orアルミ車体に赤と白(アイボリー)の塗装がなされていて,ステンレスカラーむき出しの新型車量がどんどん投入される首都圏の私鉄の流れに反するかのように,ある意味で異彩を放っていたわけです。

 まぁ,塗装はお金がかかるし,重量的にもそれなりにハンデになることもあり,妥当な選択と言えます。でも,ステンレスの輝きは京急に似合わないというか違和感が消せませんね。。。味気ない気がします。

 それでも,いつかはステンレスカラーを当たり前に感じることのできる日が来るのでしょうか。

コメント

_ ぽっこ ― 2007年05月02日 23:47

うーん、リンク先のプレスリリースを見る限り、ステッカーでステンレス地を極力目立たなくしてるだけ、かなり良心的だと私は思いましたけどね~。

それはともかく、かつてはステンレス車体は逆に羨望(というかレア物扱い)だったものですけどねぇ。東京口でステンレスのE231系に駆逐された113系も、過去に試験的に作られた波型(?)のステンレスボディのサロ111-900が稀少価値がありましたし、通勤型の気動車(キハ35の900番台)あたりも「なんじゃこりゃ?」と思ったものです。遠い昔の話ですねぇ…

_ Tori@管理人 ― 2007年05月03日 02:18

>ぽっこさん
確かに,ステッカーもそうですし,フロントフェイスはこれまでどおりなので,良心的とは言えると思います。でも寂しさを禁じえないのが,ファンの厄介な心理ってことで(^^;;。ステンレス車への羨望と言えば,111-900はよく存じ上げないのですが,僕の大好きな機関車であるEF81の300番代(関門海峡用)などは,すごく「特別」な感じがして,とても印象に残っているのですが。

_ 咲村珠樹 ― 2007年05月04日 22:59

ステンレス……咲村の思い出は「関門の船頭さん」EF30ですね。
サロ111も東京駅で見かけるとラッキーだったし、キハ35の場合は、最後塗られちゃいました(乗ったのは相模線と八高線)から、オリジナルの状態……屋根がススで真っ黒になりつつ、ボディが輝いてる……という姿を見られなかったのは残念でした。
あと、ステンレスで思い浮かぶのは東急ですね。銀ガエルの5200系や、ダイヤモンドカットの7200系が印象的で……「銀色の電車は都会の電車」というイメージがありました。
ちなみに、あの波形は「コルゲート加工」といって、ステンレス板の強度不足を補う為の加工です。段ボール細工みたいにも見えますよね(^^;

_ Tori@管理人 ― 2007年05月10日 23:10

>咲村さん
EF30は確か,EF81の前任ですよね。ベタ塗り車輌ばかりの京阪沿線で育った僕としては,ステン車体は咲村さんと同じく「都会の電車」というイメージが未だに強いです。東急=ステン,田園都市線沿線在住時につくづく感じました。旧型車輌も含め,ステン車しか走っていませんからねぇ。ちなみに僕の中で東急の象徴と思えるのは,やっぱり8500系です。好きってワケじゃないですが,何度も何度も乗った思い出深い車輌です。

_ こそぴん ― 2007年05月11日 02:17

私は最初に見たのが母方の実家に向かうときのキハ35900番台だというのに・・・
実に私らしいお約束でステンレスカーと聞いてまず思い浮かぶのが高幡不動検車区に搬入されたての7000系(私が社名を省略するときはお約束)なんですよね。それまでステンレスカーがいない路線だったのに違和感なく受け入れられたのはフォルムが当時の主力6000系とさほど違わなかったからでしょうか。
ちなみに井の頭線のステンプラカー3000系でないのは地域性と主な行動圏が渋谷ではなかったからです。(^^;)

でもやっぱりどう考えても京急にステンレスカーは違和感が・・・。京急の軽金属車なら塗装アルミカーでしょう。

_ Tori@管理人 ― 2007年05月20日 21:26

>こそぴんさん
レスが遅くなってすみません(汗)。京王7000系ですが,僕の中でも京王の車輌はコレ,というイメージが強いです。3000系と言えば,今はもう京王から撤退(でしたよね?)してあちこちに譲渡されているわけで,僕にとっては岳南鉄道7000系(ご参考:http://tris.asablo.jp/blog/2006/12/02/)や松本電鉄3000系というイメージです。

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