アニヲタ長文日記2006年01月19日 23:34

今日は中部地方勤務時代の同僚が今の部署に出張で来ていたので,一緒に呑みに逝ってますた。この同僚(っても,彼の方が年上なんですが)とは色々とケンカに近い言い争いもしたし,僕が何かと不満をぶちまけてギラギラしつつ尖っていた頃を知られてるし,いわば戦友。昔話に花を咲かせ,お互いにしかわかりあえない本音トークで非常に楽しい時間でした。縁は異なもの味なもの,と言いますが,まさにそれを感じたひと時でした。
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 さて,1月開始アニメも出揃ったところで,今更ながら先クールのアニメを中心に,自分の観たアニメなんぞをレビュー。あくまでも個人的な感想につき,その点はご了解のほどを・・・


○OVA
・レイラ・ハミルトン物語
 カレイドスターの主人公,そらの偉大な先輩であり,目標だったレイラさんの「その後」にスポットをあてたOVA。一言で言えば,レイラさんの「自分探し」みたいなもの。カレイドスター信者の間では,感動しただのなんのと言われているけど,僕の感想としては不満。レイラさんの苦悩とそこからの脱出の流れに全く重みがない。なんか,レイラさんが安っぽくなった気がしてとても残念。もちろん,駄作とは言わないけど,カレイドスタッフが心血注いで作ったという割には,作画関連もハッキリ言ってたいしたことなかったし,なんか製作側の自己満足に最後まで共感できませんでした。これだったら,ロゼッタを可愛く描くためだけに作られたような51話(本放送の続きとしてOVAでのみ発売)の方が,よほど納得がいく。ネット先行版を予約して買いましたが,そこまでの価値はなかったです。カレイド本編の大ファンなら,本当は盲目的にほめるべきなんでしょうけど。。。

○昨年10月開始の1クール作品
・ARIA
 世間で概ね好評なようで,第二期も放映決定とのこと。原作の雰囲気を堅持して徹底して癒し系でしたし,作画も最後まで崩れなかった。クオリティの高いアニメだったと思います。ただ,原作からして仕方ないのですが,心に強力に訴えかけるものがなかったかな。あくまでも心地よく,アタマの中を通り過ぎていきました(w
・To Heart2
 結論から言うと,かなりの駄作。前半部はオムニバス形式で各キャラのエピソードが展開されましたが,原作ゲームをプレイした身には,複数のシナリオを一度に同じ場所に詰め込まれた感じでチンプンカンプン。それに,最後はこのみと主人公がお互いを意識するわけですが,話の収め方が「なんじゃそれ」という感じ。その他,OPの構成なんかもかなりイケてなかったし,かなり残念な作品でした。
・銀盤カレイドスコープ
 展開は悪くなかったけど,見た目で損しました。まずは作画が初回から崩れっぱなし。それに,スケートのスピード感が全く出せてなかった。原作の方が,文字と限られたイラストだけゆえに想像力をかき立てられました。。。あとは,ライバルキャラの掘り下げがほとんどできてなかったのも,小説版と違って残念だった点です。
・ラムネ
 ハッキリ言って退屈でした。原作ゲームをやってない人には何が何なのか全くわからんかったでしょうね。作画,構成,ともにラフでしたね~。ダメだこりゃ。かく言う僕は,後藤邑子さんの声のためだけに観ていたようなもんです(w
・魔法少女リリカルなのはA’s
 これはもう,このブログでも色々と書いたので,詳細は省略。今は満足しています。

○昨年10月開始,2クール目に突入した作品
・ガンパレードオーケストラ
 2クールに3部構成を詰め込むことの弊害が出た感じ。第一章は単に咲良タソがみんなとの信頼関係を築いたところで終わりですね。現在進行中の第二章はキャラに魅力がないですねぇ。なんか,最後に3部を上手くまとめるのって非常にキビシイんじゃないかな,という感じ。
・ソルティレイ
 なんだかんだ言って,結構良いかも。非常に丁寧に作られているという感じ。ローズの生い立ちのエピソードも,直球でヒネリもないけど,でも良かったと思わされました。一方で,主役のはずのソルティを,これからはしっかりと描いて欲しい。もっと,ソルティ自身のキャラの掘り下げと,ロイの心の変化(父性愛)なんかを進めてほしいです。
・Canvas2
 原作(PC版Xゲー)もコミック版も好きな自分には耐えられず,途中(昨年12月半ば)で観るのをやめましたので,あくまでもそこまでの感想で言わせてもらえれば・・・クソ作品です。主人公やエリスのキャラをなんでそこまでいじるかなぁ。製作スタッフが,原作を大事にしているとはとても思えないものでした。http://blog.livedoor.jp/blur66430/archives/50197114.html←にて紹介されていたような事態が起きるのも,自分には納得。ちなみに,先ほど公式サイトをチェックしても,人気投票の結果は変わっていませんでした。やっぱ,製作元がやる気ないんじゃん。
・舞-乙HiME
 後半に入って,登場人物の多さと展開のめまぐるしさに自分がどれだけ耐えられるのかが試練だ(w。まぁ,菊地美香さんの可愛い声があればそれでいいや(爆)

○昨年7月開始,昨年末終了
・ダ・カーポ セカンドシーズン
 なんというか,途中で観る気をすっかり失いました。作品の性質として主人公がモテモテ君なのは仕方ないと理解しますが,それでもやり過ぎですね。それに,最初の頃は可愛かったアイシアが,魔法にこだわって途中から暴走し出した感じで,どんどんウザキャラになっていました。前作で解決されたはずの部分をむりやりまた問題点に仕立て上げて,それをまた解決・・・僕にとっては回りくどい以外のなにものでもなかったです。こういうハーレムアニメを2クールで延々と描いたのも,展開のまどろっこしさを生んだ原因かも。ダ・カーポ初回シリーズ,マルチメディア展開もこれで終わりにした方が無難と思うのですが。。。